
業種別でみた業況は、建設業が0.8ポイント改善して5.6、製造業は10.8ポイント改善され▲5.0、卸売業は37.5ポイント改善され▲6.3、サービス業は10.9ポイント改善され▲9.1と回復傾向にあります。ただし、小売業は前期の▲30.3から0.5ポイント悪化し▲30.8となり、業種間に開きがみられます。
次期<7月~9月>の業況判断D.I.は10.6ポイント改善の0.0を予想しており、規模別でみると、小規模企業のD.I.値は7.7、非小規模企業は▲6.7となっています。
業種別では建設業22.2(前回31.8)、製造業▲0.5(前回15.8)、卸売業▲6.3(前回▲12.5)、小売業▲19.2(前回▲9.1)、サービス業9.4(前回▲5.7)と小売業の先行きに不安感が見られる。
経営上の問題点としては、「人材不足」が圧倒的に高く(回答の54.9%)、次いで「諸経費増」、「売上の不振」、「人件費増」、「得意先減少」が続きます。
全体としては景気の停滞感から回復・改善傾向が確認されるものの、「諸経費増」や「売上の不振」、「人件費増」が前回と比較して上位に来ていることから、企業経営としての経営改善の必要性がより求められている状況にあると推測されます。
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