商工会議所からお知らせ

2024年11月5日火曜日

令和6年度第Ⅱ四半期景気動向調査のご報告

 

概況

令和6年度第Ⅱ四半期(7月~9月)の業況は、前年同月比で「好転企業」24.3%「悪化企業」19.1%となり、「好転企業」から「悪化企業」を差し引いたD.I値は5.2となり、前回(D.I.値△3.1)に比べ、その差は8.3ポイント好転傾向となっています。

業種別で見た業況は前回比で建設業が変わらず△15.0、製造業は27.5ポイント悪化し△12.5、卸売業は28.8ポイント好転し18.8、小売業は10.7ポイント好転し0.0、サービス業17.0ポイント好転し21.2とほぼ全ての業種で好転傾向となりました。

次期(10月~12月)の業況判断D.I値は0.9を予想しております。業種別では前期と比較し、建設業は20.0ポイント悪化し0.0、製造業は50.0ポイント好転し37.5、卸売業は28.8ポイント悪化し△18.8、小売業は14.3ポイント好転し0.0、サービス業は26.9ポイント悪化し△6.1、第Ⅱ四半期との比較ではほぼ全ての業種で大幅な変化が見られ、見通しが立たない状況になっています。

今期の課題として「人手不足」「人件費増」「諸経費増」を問題にしている企業が増えています。また、今期の特徴として「売上の不振」「得意先減少」が増加傾向にあります。

全体としては、前回R6年度第Ⅰ四半期と比べ、今期業況としては全業種含め、好転傾向を示す業種が増え、次期業況の見通しとしては今期に比べ、悪化傾向を予想しているが、業種別で見ると好転傾向を示している業種があることも数値から見て取れます。

このような中、今後も全業種において経営改善に向けた対応や対策が強く求められています。


○調査時点及び調査対象期間

・調査時点:令和6年7月1日(月)~令和6年9月30日(月)

・調査対象期間:令和6年7月~9月期実施、及び令和6年10月~12月見通し。


○調査対象

・網走市に所在する建設業(30件)、製造業(24件)、卸売業(20件)、小売業(40件)、サービス業(44件)の158社。


○調査方法

・調査対象に調査票を送付し、FAXもしくは返信用封筒による郵送の回答。


○回収状況


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