平成24 年度第Ⅳ四半期<1月~3月>の業況は、前年同期比で「好転企業」22.8%、「悪
化企業」30.7%となり、「好転企業」から「悪化企業」を差し引いたD.I.値は▲7.9 と前期
に比べ3.2 イント改善しました。
小規模企業のD.I.値は▲12.0 と大きく悪化しましたが、
非小規模企業は▲3.9 と大きく改善傾向を示しました。
建設業はD.I.値42.1 と大きく改善、前期と比較すると36.8 ポイント数値を上げました。
製造業はD.I.値を10.8 ポイント下げ▲30.8、卸売業はD.I.値を11.1 ポイント下げ▲33.3、
小売業はD.I.値▲20.8 とほぼ同水準で推移、サービス業については、前期D.I.値を大きく
下げましたが、今期8 ポイント上げ8.0 と改善しました。
この結果から、建設業、サービス
業の好調さが全体を改善傾向に押し上げましたが、それ以外の業種については引き続き厳
しい状況が続いていることが伺えます。
今期と比べた次期<4月~6月>の見通しは「好転企業」が23.8%、「悪化企業」が21.8%
となり、D.I.値2.0 とプラスに転じ、さらに改善する見通しを立てています。
前期好調だった建設業、サービス業が引き続き好調さを維持しますがポイントは下がる
と予測、一方で製造業・卸売業・小売業は厳しい状況は続くものの、改善の方向を予想し
ています。
経営上の問題点としては「得意先の減少」「売上(受注・生産)の不振」が前期に引き続
き上位を占め、新たに諸経費増、人材不足をあげる企業が増えてきております。
詳しくは こちら
2013年5月9日木曜日
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