全館閉店されてから5年以上経過したラルズプラザ(金市館ビル)を、網走中央商店街振興組合が取得し、国の補助金を活用し解体される方向となりました。
金市館(ラルズ)が現在のまちぷらのところに出店したのが昭和38年。そして、昭和54年に現在地に移転。平成元年3月には会社の合併により商号を㈱ラルズに変更。同年6月、金市館をラルズプラザに名称変更。
平成14年11月、商号を㈱ラルズから現在の(株)アークスに変更。
平成21年2月28日、地下の食品部門ラルズマートが閉店。4月23日ラルズプラザ(衣料品)閉店。4月30日、1階に入居していたロッテリアの閉店でラルズプラザ全館が閉店され、半世紀に及ぶ網走での商いに終止符が打たれた。
ラルズ閉店後、建物オーナーである(株)金市館はもとより、地元側も私ども商工会議所、行政、商業者が連携して後継テナントの誘致等に奮闘しましたが、駐車場の問題、新耐震基準以前の建物であることもあって現在に至った状況です。
そのような中で、昨年の12月、建物オーナーがビル管理業務を打ち切ったこともあり、建物の継続使用の道はほぼ断ち切れた状態になっていました。
このような中で、補助事業の一部改正により解体工事についても補助対象となったことから、網走中央商店街振興組合では8月5日(火)に臨時総会を開き、組合員にこれまでの経過を説明した中で、取得・解体についての決定がなされました。
今後は、補助金の締切の8月15日までに申請をして、結果(9月から10月)を受けて、解体に取り掛かることになりますが(H27年12月まで)、並行して、解体後の中心市街地活性化が図れる事業策定を進めることとなります。先ずは一歩前進、道が開けて参りました。
2014年8月7日木曜日
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